帯状疱疹について
帯状疱疹(たいじょうほうしん)
帯状疱疹は、身体の中に潜んでいた水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる感染症です。水ぼうそうにかかったことのある方は、誰でも帯状疱疹になる可能性があります。
加齢やストレス、過労などが原因でウイルスに対する免疫力が低下すると、潜伏していたウイルスが再活性化し、神経を伝わり皮膚に到達して発疹を起こします。皮膚と神経の両方に炎症が起こるため、皮膚症状に加えて強い痛みを伴います。
身体の左右どちらかに、ピリピリと刺すような痛みと、赤い斑点(はんてん)および小さな水ぶくれが帯状(おびじょう)にあらわれる疾患です。
帯状疱疹が顔にできると、角膜炎や結膜炎を引き起こしたり、まれに耳鳴りや難聴、顔面神経麻痺などの合併症を起こすことがあります。
また、皮膚症状が治った後も痛みが続く、帯状疱疹後神経痛という後遺症が残る場合があります。
帯状疱疹の治療について
抗ウイルス薬を中心に行います。ウイルスの増殖を抑え、痛みなどをやわらげます。
痛みが強い場合は、鎮痛剤を処方します。
早期治療をするほど治療効果が期待できますので、帯状疱疹の症状を自覚したら、できるだけ早く医師にご相談ください。
帯状疱疹の予防について
1.規則正しい生活
免疫力低下の原因となるストレスや、過労を避けることがその予防につながります。規則正しい生活、バランスのとれた十分な食事、心の安静を心がけてください。
2.予防接種
予防のために、帯状疱疹ワクチンの接種も選択肢です。65歳以上の方は定期接種や自治体によっては50歳以上の方で助成制度もありますので、検討をおすすめします。
なお、当院では帯状疱疹の予防接種(自費)は予約制です。
※公費の予防接種は行っておりません。