脂漏性皮膚炎について
脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎とは、頭部、顔面、胸部などの皮脂の多い部位に、黄色~銀白色のフケのようなものを伴った赤みやかゆみを生じる皮膚炎です。
脂漏性皮膚炎の原因は、皮脂を栄養源とするマラセチアという真菌の一種が関わっていると考えられています。
その他の可能性として、代謝異常、不十分な入浴・洗顔、ストレス、睡眠不足、ホルモンの乱れなども考えられています。
また、治療を行ってもしばしば症状が再発することがあります。
乳児型は、一過性であり、正しいスキンケアによって自然治癒します。
成人型は一度発症すると、良くなったり悪くなったりを繰り返し、多くは慢性的な経過をたどります。なお、成人型は、40 ~ 50歳代以降の男性に多くみられます。
脂漏性皮膚炎の治療について
主に外用療法(ステロイド薬や抗真菌薬)で治療します。
なかなか治りにくい疾患のため、生活習慣の改善とあわせて根気よく治療を続けていきましょう。
脂漏性皮膚炎の予防について
1.皮膚を清潔に保つ
まずは洗顔や洗髪を正しく行い、皮脂汚れを溜めないようにします。
その際は、刺激の少ない素材や石鹸などで皮膚を強くこすらず、優しく洗いましょう。
2.生活習慣や栄養バランスの見直し
睡眠不足や過度なストレスは症状悪化の原因になります。
また、刺激の強い飲食物(コーヒー、アルコール、香辛料、脂肪、糖分)などは取りすぎないように注意が必要です。